4月29日(火)の祝日、『海辺の本市』というイベントが葉山で開催されました。
『海辺の本市』は葉山町の堀内・長柄を中心に葉山芸術祭2014の協力企画として催されました。
古本屋さんや本愛好家などが12か所の店舗の軒先や店内で“一日古本屋”として出店。
葉山の街並みを散歩がてら、さまざまなお店や本に出会うことができるイベントです。
まずは国道134号線沿いにあるオーガニックファッションのお店「MILFOIL」前に出店している古本屋さんへ。車の荷台からつながった、手作り感のある、まさしく“一日古本屋”といった面持ち。「童求堂」という本屋さんによる出店で、写真・美術関連の本が多く見受けられました。
続いて道路を渡り、器・生活雑貨店「kotori小禽」へ。
こちらは店内で、通常販売している器や生活雑貨と分け隔てなく古本を販売。
過激なタイトルの寺山修司本などが印象に残りました。
「kotori小禽」から葉山方面へと歩き、風早橋バス停付近を左折したところに、今回『海辺の本市』のメイン会場「風早ハウス」がありました。
家の中を覗いてみると、所狭しと“一日古本屋”が軒を連ねています。
並べられた本を見ていると、なんとなく店主さんの趣味嗜好が感じられ、眺めているだけでも楽むことができました。
室内、奥の方へと歩みを進めると、本やポストカード販売だけでなく、実際に牛乳を飲むことができる「thanks milk」というお店を発見。“有機いちごみるく”で少し歩いて渇いたのどを潤しました。牛乳にいちごジャムを溶かした“有機いちごみるく”は甘くて濃厚、さわやかな後味。木次牛乳という島根県の牛乳は、懐かしさを感じさせるパッケージがなんとも素敵!
絵本づくりのワークショップなども開催されており、FM横浜のレポーター「ホズミン」さんも参加し、レポートをされていました。
“有機いちごみるく”でのどを潤した後は、イタリア街角食料品店「TANTO TEMPO」へ。イタリア食料品店前ということもあってか、イタリアに縁のある作家の絵本やデザイン関連の書籍などがありました。
「TANTO TEMPO」から海へと向かいつつ住宅街を抜け、オーガニックデリカテッセン「ハヤマンヌ」へ。イラストレーター&エッセイストの松鳥むうさんが店舗の軒先で出店しており、書籍購入者にはサインを入れてくれていました。
さらに海岸方面へと足を向け、ORGANIC WEAR&GOODS「Life tree」を覗き、ベーグル屋さんの「ツキタビ」へ。
こちらも軒先に“一日古本屋”が出店おり、店舗の2Fには「月旅書房」という普段から営業している古本屋さんがあることを知りました。「月旅書房」は並べられた古本はもちろんのこと、建物・室内の雰囲気が素敵で居心地の良い空間でした。
全ての店舗を巡ることはできませんでしたが、散歩がてら古本を見て回りつつ、これまで足を運んだことのなかった、個性的な様々な店舗に触れることができるイベント『海辺の本市』。早くも次回開催を楽しみにしています。
2014年海辺の本市
- 日程:
- 2014年4月29日(火)
- 時間:
- 11:00~16:00
- 場所:
- 風早ハウス & 「Basis」「MILFOIL」「kotori小禽」「wakka」「TANTO TEMPO」「ハヤマンヌ」「Life tree」「月旅書房」「DAYS386」「ko’da-style」「葉山自転車工房/C.C.BAXTER」
- URL:
- //artbookfair.jimdo.com/
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