古都鎌倉を歩いてみよう！！

鎌倉よ何故、夢のような虹を遠ざける～～♪
800年前の鎌倉時代、源頼朝公が武士の時代を築いた古都【鎌倉】は、いまや日本を代表する観光都市。中世の城塞都市で武家の都だった鎌倉は、歴史の痕跡が多く現存します。

ただ歩くだけでも楽しい鎌倉の街ぶらは、ついつい時か経つのを忘れてしまいます。

鎌倉探索に疲れたら、素敵なカフェで充電♪♪

古き良き都を肌で感じるなら、入り組んだ鎌倉の路地裏散策がおすすめ。
食べ歩きのお店や素敵な雑貨店に出会ったりと、面白い発見が沢山あるはず！
ただ、ぶらぶら歩くだけでも飽きないのが、鎌倉なんです。

路地裏散策で歩き疲れた体を癒すなら、ホッとできるお店を探したいところ。

平成28年5月にオープンした古民家カフェ「福日和カフェ」（神奈川県鎌倉市坂ノ下22-3 ）は、まさにそんなお店。場所は江ノ電長谷駅と極楽寺駅の中間辺り。

玄関で出迎えてくれたのが、笑顔がチャーミングなオーナーの星野唯（ゆい）さん。

いぜんから、‘‘鎌倉でカフェをやりたい‘‘と考えていたそうですが、昨年まで、都内青山の表参道でエスニック店のマネージメントを任されて奮闘されていたそうです。

それでもカフェをやりたい気持ちが、古民家カフェ「福日和カフェ」のオープンに繋がったようです。

－－ちなみに、福日和カフェの由来は？

オーナー、一家に愛され2015年12月に虹の橋を渡った愛犬「福ちゃん」の名と、波乗りが趣味のオーナーのお父様のインスピレーション「日和」を重ねて、「福日和カフェ」と命名したようです。

「鎌倉観光にいらっしゃるお客様はもちろん、近所の方のコミニュティの場に使っていただければ幸いです」と唯オーナー。

こだわりが沢山！！絶品のチャイ&エイジングコーヒー

気持ちのいいテラス席でくつろぐなら、ぜひ、チャイを飲んで欲しい。
少量の水を沸騰させてシナモン、ジンジャー、カルダモン、スターアニス、クローブなどの香辛料をふんだんに使った特製チャイは絶品です！！
ミルクがたっぷりで濃厚かつ甘みがあり中毒性が高い味が特徴。

もう1つのお勧めのドリンクは、エイジングさせたコーヒー豆を使った「エイジングコーヒー」。
このコーヒー豆は、数年間寝かされることで豆が持つ自然の風味が変化すると言われています。
酸味が抑えられながらも奥深い香が特徴。まろやかさの中にコクがあって芳醇な風味がしました。
手間暇かけて熟成された貴重なエイジングコーヒーもお勧めです。

落ち着いた空間で、美味しいゴハンカフェ

福日和カフェは、お店の雰囲気、器、飲み物、そして料理と、「和のテイスト」に強いこだわりを感じました。

なかでも、村木シェフ自慢のおもてなし料理は、福日和カフェの魅力だと思います。

無国籍料理、フレンチ、カフェレストランと修行を積まれた異色のシェフ。
旅先の東南アジアで香辛料と出会い、スパイス&ハーブマイスター、コーヒーコーディネーターを取得。
「スパイスの利いた料理に和のテイストを加えた料理を堪能ください」と村木シェフが語っていました。

「茄子と豚挽き肉の重ね蒸し、とろとろあんかけ」は、フワッとしたひき肉と柔らかい茄子を重ねていて、鶏ガラ、カツオ出汁のソースがマッチした優しい味でした。聞くところによると、シェフが祖母の伝統料理をアレンジした料理だそうです。

その他メニューも、和のテイストを利かしたスパイスカレーが、常時、数種類。

海南鶏飯やフォーなど、すべてスパイスにこだわったメニュー構成になっています。

カフェを訪れる目的は人様々。
鎌倉の潮風に誘われ、落ち着いてコーヒーを飲んでいると日常を忘れてしまいます。
こんなひと時を過ごせる場所が家の近くにもあったら嬉しいですね。

鎌倉散策で疲れた体と、ノドを癒すのにぴったりのチャイです。